Co-learning Business School コラーニングビジネススクール

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  • 2018.11.29

    実施報告

    【11月28日(水)】Yahoo!の伊藤羊一さんをお招きし設立記念・特別講演を開催しました

    1128日、コラーニング・ビジネス・スクール設立記念・特別講演を執り行いました。40名ほどの方にお集まりいただき、とても有意義な時間を過ごすことができました。

    以下、講演内容です。

    私の課題意識』
    ~若手中堅層が育つことが、自社・業界・社会の未来を創る〜

    新たな育成の仕組みが必要!

      • 今のビジネス環境は『VUCAワールド』。一言で言えば、「先が見通せない」「今までの延長線上では物事がうまくいかない可能性が高い」環境です
      • その中で、多くの会社・組織は、昔ながらの仕組み(縦割りのピラミッド構造・業界内の専門性軸)で回っており、上から降ってくる目標を達成することができる優秀なプレイヤーが管理職・リーダーの役割を担います
      • しかしながら今は、上から降ってくる目標達成だけが仕事ではない。『新たなあるべき姿(まだ世にない課題、技術、ニーズなど)』を現場から提案(ミドルアップ)し、それを達成するための環境整備及び実行(ミドルダウン)まで求められています
      • 今その役割を担う人へのアプローチは世の中に多数ある(当然優先順位高く行われているが、うまくいっているケースは多くない、多くの場合でタイイングが遅い)。そして、若手~中堅へアプローチする仕組みは、そもそも世の中に存在しません
      • つまり、うまくいかない環境を作り続けることになる。その上で、会社の中にそれを教えられる人がいない、本当にいない。なぜならその人たちは、現場の第一線で走り続けているためです

     

    誰しもが持つ「思考のクセ」』
    ~ここにアクセスすれば、『新たなあるべき姿』を創れる人財が育つ〜

    普遍的な思考のクセ(思考力)を身に付けることが必要!

    • 思考のクセは、経験とともに深めていくもので、「特定で有用なクセ」「特定でも無用なクセ」「普遍的に有効なクセ」が存在する
      • 特定有用なクセ=仕事ができる人:特定の業務で成果が出せる思考性
      • 特定でも無用なクセ=仕事ができない人:特定の業務でも残念な結果になる思考性
      • 普遍的に有効なクセ=本当に仕事ができる人:なんでも・どこでも・だれとでも成果を出せる人
        ※思考のクセ1OSOperation System)のバージョンのようなもので、必要なアプリケーション・データを動かす頭の使い方である
        ※思考のクセ2:通常のOSIT)とは異なり、勝手に深まっていく=AIではなく、「人間の知能」そのものの役割である

    『コラーニング「相互学習理論」とは』
    〜「環境整備」と「人財の育成」の仕組み〜

    • 相互学習理論を回すための『はずみ車』が「コラーニング・ビジネス・スクール」です。相互学習理論は、私がマツダという自動車メーカーで感じた課題認識を、組織開発・人財育成の業界で研究してきた1つの答えであり「普遍的な思考のクセ」を持つことができる仕組みです。具体的には、次の3点です。
      • 人はやりたいことを「想い(Vision)」が立つと、それについて学び・人を集め議論し、結果として想いが具体(Mission)化します=能力開発サイクル
      • それを実現するために、仮説を構築し、検証し(これを仲間と一緒に行い)、実際に現場(職場)で実践してみる(ダメならやり直す)=価値創出サイクル
      • その両輪から実際の価値を出し、価値観も醸成する。そのサイクルに価値があると感じれば、結果的に習慣化し、且つ思考のクセも普遍的なものになります
    • はずみ車である「コラーニング・ビジネス・スクール」は、相互学習理論をサイクルとして習慣化するためのステップを積んでいく場です。具体的には、自業務(実務)の課題をターゲットとし、その要素である「スキル」「知識」「人脈」で学び合うことで「考え方」を醸成します。これを、「基礎を学び」「武器を持ち」「実践し」「教える」の4ステップで向上させ、同期はもちろん、上下の人財交流を深めることによって、サイクルの習慣化を目指します。
    • 卒業後は、共に学んだ仲間とグループコーチングの仕組み『行動』『内省』と『対話』(PDCFAサイクル)を行い、実務と対外的な価値創出を継続することで、普遍的なクセを磨き続けることを通じて本質的に「社会」「業界」「自社」に対して価値を創出し続ける=新たなあるべき姿を作り、環境を整備し、達成し続ける。これを実現していきます。

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